ハニー活動日誌

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2008.10.14 Tueさまざまな建築様式が混ざり合った、静謐な美しさ

モン・サン=ミシェル

修道院の教会堂


テラスから修道院の教会堂へ。
天井が高いところは他の教会と変わりませんが、全体的に色彩が非常にシンプルです。どこか冷たい印象があるのですが、華美ではない静謐な美しさが敬虔な気持ちにさせます。

祭壇のある部分はゴシック様式、写真はありませんが教会堂の西側、入り口部分はロマネスク様式になっています。これはロマネスク様式で作られていた祭壇部分が陥没して失われ、再建された際にゴシック様式となったためです。
教会堂をはじめ修道院自体も、増築や改築でさまざまな建築様式が混ざり合った作りになっています。


モン・サン=ミシェル

光溢れる祭壇


暖かな日差しが差し込む祭壇は非常に簡素です。キリスト像もマリア像もなく、私が訪れた時には十字架すら置かれていませんでした。


モン・サン=ミシェル

細かな文様が美しい、教会堂の窓ガラス


モン・サン=ミシェルの教会堂にはステンドグラスがありません。
ステンドグラスは聖書の文字が読めない大衆のために、キリスト教を判り易くしたガラス絵です。大きな教会のステンドグラスに聖書の物語が描かれているのはこのため。モン・サン=ミシェルの修道士達には必要のないものなので、ステンドグラスではなく細かい文様の窓ガラスになっています。


モン・サン=ミシェル

光の降り注ぐ中庭は、天国を象徴する空中庭園


瞑想の回廊と呼ばれる、屋根付きの回廊が周りを囲む、四角い中庭です。

修道院の最上階にあるので、空がとても近く、説明がなくても一目で天国を象徴していることがわかります。


モン・サン=ミシェル

127本の石柱


空中庭園を囲んで整然と並ぶ石柱は全部で127本あり、1本1本はシンプルですが、壮観で美しいです。

モン・サン=ミシェル

瞑想の回廊


修道士達が瞑想をしながら歩くための回廊で、雨をしのぐ板張りの屋根がついています。


モン・サン=ミシェル

たくさんの光が差し込む食堂


ここは瞑想の回廊の東側にあり、使用していた当時はテーブルは真ん中ではなく壁側にテーブルがあり、修道士は、相互の視線を避けるために、壁に向かって食事をしたそうです。
また食事は神聖な儀式とされ、食事中は沈黙を守ることを求められたとか。


モン・サン=ミシェル

王侯貴族のための貴賓室


清貧をモットーとする修道院でも、巡礼に訪れる王侯貴族のために部屋を用意していたそうです。内装自体は他と大きく変わらないものの、他の部屋と違って暖炉があるので部屋を暖めることができます。


2008.10.13 Monひたすら階段を上った先は…

モン・サン=ミシェル

参道の坂の後、さらに階段


参道をあがりきったところが修道院の入り口になっていますが、この入り口からさらに、「大階段」と呼ばれる石段が続きます。
階段の右側が聖堂、左側が修道院となっているそうです。右側の聖堂は見学できますが、現役の修道院である左側は残念ながら見学できません。
左側の修道院部分は13世紀の重層構造の修道院建築と13~15世紀に作られた軍事施設で構成されているようです。


モン・サン=ミシェル

ひたすら上るのみ


とても長い階段なので、上るのも大変です。間違ってもヒールのある靴で来てはいけません。
ひたすらひたすら上るのみ、です。


モン・サン=ミシェル

空高く立つ、大天使ミカエル


階段を上りきると、モン・サン=ミシェルの頂点が近くに見えるテラスに出ます。
この、1897年に完成したゴシック・リヴァイヴァル建築の尖塔の上には、剣と秤を持つ金のミカエル像が奉られています。このミカエル像は彫刻家エマニュエル・フレミエによって製作されたそうです。


モン・サン=ミシェル

水平線を見渡せるテラス


ここは階段を上りきった先にある石畳のテラスです。
視界を遮るものがないので、サン・マロ湾の全景と水平線を見渡すことができる絶景が楽しめます。


モン・サン=ミシェル

テラスの石畳をじっくり観察すると…


よく見るとテラスの石畳の一つ一つにアルファベットや数字が刻まれています。
これは建設時に多くの業者が携わったので、どの業者が石いくつを運び、報酬は幾らか、という目印のために刻み込まれたのだそうです。
もちろん当時はこの印のある面を下にして完成させましたが、修復時に、磨り減っていた表面を隠すために裏返したので、今はこうしてアルファベットや数字の刻まれた石畳になっています。


モン・サン=ミシェル

干潮時のサン・マロ湾と無人島


干潮時のサン・マロ湾は海というより沼地のような雰囲気です。場所によっては“底なし沼”状態だそうなので、ガイドさん無しで歩くことは危険なんだとか。
奥に見える島影は、昔はモン・サン=ミシェルと同じように教会があったそうですが、今は無人島になっているそうです。


2008.10.11 Satモン・サン=ミシェルの町並み

モン・サン=ミシェル

古い小さな町並み


堤防からラヴァンセ門をくぐったところ。
堤防の外側にある駐車場にたくさんのバスが止まっていただけあって、すでに観光客でいっぱいです。

奥に見える、扉を鎖で吊った跳ね橋が1992年に復元された「王の門」。侵入者を防ぐために作られたもので、この「王の門」の向こうが、修道院へと続く参道となり、町になっています。


モン・サン=ミシェル

小さな町の郵便局


「王の門」をくぐってすぐ左手にある、郵便局。石造りの建物なので、周りの風景とまったく違和感はないものの、郵便局の青いプレートが掲げられてます。


モン・サン=ミシェル

フランス国旗がたなびく町役場


モン・サン=ミシェルにある公的機関はこの町役場と郵便局のみ。小さな小さな町なので、この2つが揃ってるだけでも何だか不思議な感じがします。


モン・サン=ミシェル

グランド・リュ(参道)の賑わい


町役場を過ぎるとグランド・リュ(参道)の細くて急な坂道になります。
狭い参道の両側にはお土産物屋さんとレストランが連なり、お店や参道自体も人でいっぱいで賑やかです。


モン・サン=ミシェル

個性的な看板たち


参道の両側には連なるお店の看板を見比べるのも楽しいです。
ツアーに参加していたので、まずはこの参道をただひたすら進み、修道院へ向かいました。

※修道院見学後にゆっくり散策しましたよ。


2008.10.09 Thu始まりは大天使ミカエルのお告げ

モン・サン=ミシェル

潮の満ち干きで姿を変える、孤島の修道院


フランス、ノルマンディー地方南部のサン・マロ湾に浮かぶ島に、修道院を中心とした小さな町があります。この町が1979年に世界遺産に登録されたモン・サン=ミシェル

父の希望もあって決めたモン・サン=ミシェル行きは、パリからの日帰りツアーに参加しました。
往復がバスなので、車窓の田園風景を楽しんでも良いし、眠りを貪っても良い気楽さ。そして日本語のできるガイドさんと一緒なので、いろんなお話が聞けるというのも魅力です。


モン・サン=ミシェル

天空ではなく、地上のラピュタ


バスの車窓から、最初は遠くに見えたモン・サン=ミシェルの威容が近づいてくるのも感慨深いです。
まるでお城、地上に降り立ったラピュタのような雰囲気ですが、モン・サン=ミシェルは修道院を中心とした小さな町。この小さな町にたくさんの人が訪れます。


モン・サン=ミシェル

大天使ミカエルのお告げ


8世紀のはじめ、アヴランシュ司教オベールという人の夢に大天使・ミカエルが現れ、「この岩山に聖堂を建てよ」とお告げを受けたのが始まりとか。
最初は小さな礼拝堂だけであったのが、10世紀にはノルマンディー公がベネディクト派の修道院を建て、13世紀には今の姿になったという、非常に古い歴史を持つ場所です。

14世紀にフランスとイギリスで始まった百年戦争時には要塞として、18世紀末のフランス革命時には監獄として使われたものの、19世紀半ばには再び修道院として復元され、今でも修道院として現役だそうです。
観光地として日本では有名ですが、ヨーロッパではカトリックの巡礼地のひとつとして、年間を通して多くの人が訪れるのだとか。


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2008.08.03 Sunやっぱりゴージャス!ヴェルサイユ宮殿

ヴェルサイユ宮殿

パリ郊外に広大な王宮あり


朝8時過ぎ頃にホテルを出発して、アンバリッド駅から高速郊外鉄道RERのC線、C5系統Versailles Rive Gauche行きに乗ってヴェルサイユまで行ってきました。

駅からの道のりも遠くなく、わかりやすい道だったのでお散歩気分で歩きましたが、宮殿が視界に入るようになってからが長い道のりでした。
近く見えるのに実際に歩くと遠い、まさにそんな感じです。


ヴェルサイユ宮殿

カメラに収まりきらない 宮殿前


ここから入場口までがまた長いわけです。駅から入場口までと考えると結構時間がかかった気がします。この先の門の周辺ぐらいから足元は石畳になっていて、さらに宮廷の雰囲気が盛り上がります。

宮殿自体も広いのと、さらに広い庭園まで見学するなら、休憩を入れつつ一日がかりと考えた方が良いでしょう。
ツアーに参加しなくても、入場後すぐにオーディオガイド(日本語あり)を借りて、自分のペースでゆっくり見学できますよ。


ヴェルサイユ宮殿

見るものを圧倒する、バロック様式の煌びやかな宮殿


ヴェルサイユ宮殿は17世紀、太陽王と呼ばれたルイ14世が建てたブルボン王朝の優雅な宮廷です。絶対王政の象徴となるだけあって、広大な上にこれでもかというほど豪華。
鏡の間を代表する室内装飾の細部にまでこだわったゴージャスさや、フランス式庭園の粋を集めた庭園などは17世紀フランス文化の頂点と言われています。
また、1979年には世界遺産に登録されています。(世界遺産は1978年から登録・指定開始)

↑この写真は大理石の中庭
入場してすぐにあり、モノクロな市松模様の美しく長い回廊があります。


ヴェルサイユ宮殿

宮殿内の王室オペラ劇場


18世紀後半にルイ15世によって作られた、王室オペラ劇場。ルイ16世とマリーアントワネットの結婚を祝う祝宴とそれに続く大舞踏会がこの劇場で行われたそうです。舞台にかかる緞帳には王室の紋章があります。


ヴェルサイユ宮殿

小規模ながらも豪華な王室オペラ劇場


小規模と言っても700人ほど収容できるという劇場が、宮殿内の一角にあるというのも不思議な感じです。しかもすべて木造のため、音響効果も非常に優れているそうです。
現在でもこの劇場を使用して、オペラ公演が行われるのだとか。

また、金を使った装飾や、大理石のローズとグリーン、舞台上の緞帳と座席のビロードの空色、パステルなカラーが美しくまとまっています。


ヴェルサイユ宮殿

宮殿内から 庭園の眺め


シンメトリーの美しさが際立つ、広大な庭園を宮殿の窓から眺めることができます。
庭園を歩くのも楽しそうですが、宮殿内の高い位置から眺めた方が全容がわかって良いですね。
実を言うと、庭園も見学する予定で来たのですが、宮殿内の見学でぐったりしてしまったので断念しました。宮殿内の移動がすべて徒歩なので、結構大変なのです。
ただ、庭園であればレンタルカーやレンタサイクルで自由に、また、馬車やプチ・トランに乗ってトリアノン宮殿まで楽に移動することも可能なようです。体力のある方にはオススメです。


ヴェルサイユ宮殿

数え切れないほどの部屋数


見学できる部屋だけでも自分では数え切れません。
回廊もあるにはあるのですが、部屋が続いていたりして(控えの間などですね)、現在地を把握するのも大変です。
代表的なものだけでも、鏡の間、平和の間、戴冠の間、戦争の間、ヘラクレスの間、マルスの間、アポロンの間、国王の居室、王妃の居室などなど。他にもたくさんの部屋があります。
宮殿内の全部屋数は700にものぼると言われ、窓の数も2,000を軽く上回るそうです。


ヴェルサイユ宮殿

ゴージャス極まりない 鏡の間


儀式や外交の接見に使われたという鏡の間。片側、向かって左側は575枚もの鏡が使われていて、反対側は大きな窓となっています。さらにたくさんのシャンデリアが下がり、光が煌く全長73mのまるで回廊のような部屋です。

ここは歴史に残るような、いろんな一幕があった場所でもあります。
ルイ16世とマリーアントワネットの婚儀、ドイツ皇帝ヴィルヘルム1世の即位式、第一次世界大戦のヴェルサイユ条約調印なんかが有名です。現在でも政治的なイベントで使われることがあるとのこと。
現役の迎賓館としては、ロンドンのバッキンガム宮殿に勝るとも劣らないゴージャスぶりです。


ヴェルサイユ宮殿

煌びやかなシャンデリア


鏡の間のシャンデリアはオーストリアのスワロフスキー社製。数にして59個ものシャンデリアが設置されています。
火を灯したら、一体どれだけゴージャスになるのでしょうか。想像がつきません。
一回の式典や舞踏会で使用されたキャンドルはシャンデリア用を含め3,000本以上にのぼるんだそうです!キャンドルだけでも随分と経費がかさみますね。
ちなみに、当時使われていた、オリジナルのシャンデリアは「平和の間」に現存します。


Château de Versailles
4, Avenue Gén de Gaulle 78000 Versailles, France
Tel : +33 (0)1 30 83 75 05
パリ・ミュージアム・パスで入場できます。
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